LINEアプリにはLIENの友達同士で無料音声通話ができる機能があります。
その他にもLINEアプリには通話料が発生しますが、格安でLINEが使えない携帯電話や固定電話に電話をかけることができる「LINE Out」と、広告動画を視聴するだけで携帯電話や固定電話と無料で電話をかけることができる「LINE Out Free」という電話回線を使った音声通話機能があります。
そこで本日は、広告動画を視聴するだけでLINEが使えない携帯電話や固定電話と無料で通話することができる「LINE Out Free」の使い方、通話可能時間、実際に使ってみた感想(音質など)、注意点をご紹介していきます。
「LINE Out Free」とは・無料通話可能時間
「LINE Out Free(ラインアウトフリー)」はLINEを使っていないスマートフォン、携帯電話、固定電話に電話をかける前に15秒程の広告動画を視聴するだけで、携帯電話へは2分間、国内の固定電話へは3分間無料で通話(日本の場合)をすることができる機能です。
利用回数は1日あたり5回まで。
制限時間の20秒前になるとアラームが鳴り、制限時間に到達すると自動で電話が切れるようになっています。
「LINE Out Free」の使い方・無料で通話する方法
※アイコンの位置・設定方法は機種やバージョンによって異なります。
①スマートフォンのLINE「関連サービス」→「その他サービス(またはおすすめサービス)」→📞「LINE Out Free」をタップします。
※機種によって「LINE Out Free」の出し方は異なります。基本的にはLINEアプリ一覧画面にあります。

「LINE Out Free」をタップすると画面上部に「LINE Out Free本日残り5回」と表記されます。
※もしここが「LINE Out」と表示されていたら、タップして「LINE Out Free」に切り替えてください。
「電話帳アイコン」をタップすればスマートフォンの電話帳に保存されているデータを呼び出すことができます。電話帳から連絡相手を選択したら「📞受話器アイコン」をタップすると自動で番号が入力されます。
直接電話番号を入力するには「電話帳アイコン」の近くにある「ダイヤルパッドアイコン」(小さな点が数個並ぶアイコン)をタップします。
②+81のあとに発信相手の電話番号が表示され「〇分の無料通話を利用できます」と表示されます。
ダイヤルパッド画面下「📞受話器マーク」をタップします。

※電話番号を認証していない場合、画面に「端末の電話番号確認のため上記の番号にSNSで認証番号をお送りします。再認証されない場合は非通知での発信となります。」と出ます。「認証マーク」をタップした場合は、SNSに届いた4桁の暗証番号を入力します。
受話器マークの隣の「歯車アイコン」をタップし「LINE Out設定」欄に自分のスマートフォンの電話番号が入力されていれば、認証は完了しています。
③動画の呼び込みがスタートし自動的に広告動画が再生されます。
15秒程動画を視聴すると、画面の端っこに「×印」が出てくるので「×印」をタップします。
④LINE Out Freeの発信がスタートし、相手が応答すると通話時間のカウントがはじまります。無料通話が終了する20秒前になると「ピーッ」という音で合図があります。
携帯電話では1分、固定電話では3分が経過すると自動で通話が切断されます。
LINE Out Freeは日本から海外への電話にも使うことができます。国によってサービス内容が変わります。通話可能な国および地域、サービス内容はダイヤルパッド画面下の「iマーク」をタップすると「LINE Out設定画面」に移動し確認することができます。
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「LINE Out Free」を実際に使った感想
まずLINE Out Freeの音質ですが、通常の電話と変わりなく感じました。ただ若干時間差が生じ自分の声がほんの少し遅れて相手に届いているようです。※電波の状態が悪い場合音質も悪くなる場合があります。
会話は問題なくできるのでちょっとした電話の時にとても便利です。
ただ、実際に使ってみると知り合いにかける時には不便な点があります。理由は次の項目で説明しますね。
「LINE Out Free」を使う際の注意点
LINE Out Freeは1回の電話で携帯電話は2分間、国内の固定電話は3分間通話することができますが、2分~3分はあっという間なので1回の電話では会話が終わらない時もあります。
LINE Out Free注意点①
1日に5回まで無料で使えてお得な「LINE Out Free」ですが、1回電話が切れてしまうと同じ相手に再びかけ直す時でも、かけ直す度にその都度「約15秒の広告動画を視聴」しなければなりません。そのため「すぐに」かけ直すことはできません。
家族や友人などであれば事前に「〇分経ったら切れちゃうけどすぐにかけ直すから待っててね~!」と伝えておけば問題ありませんが、お仕事関係など電話をする相手によっては何度も切れると失礼になってしまうので「LINE Out Free」は向きません。
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LINE Out Free注意点②
電話番号認証を行わず「LINE Out Free」から電話をかけると携帯電話の場合、相手の通知画面には「通知不可能」と表示されてしまいます。固定電話にかけると番号が出る電話には画面に「+81」と出てしまいますので、相手側は警戒し電話に出てくれないことがあります。
私が試しに「LINE Out Free」で初めて家族や知り合いに電話した時、誰にも電話に出てもらえませんでした・・・。
後で確認したら画面に「通知不可能」と表示されたために警戒して出なかったそうです( ;∀;)

また「+81」が付いた状態で電話をかけた場合、相手の方は着信履歴から折り返して電話をかけることはできません。
※認証設定を行っても相手の端末には「通知不可能」と表示される場合もありますので、初めて家族や知人に電話する際には事前に「LINE Out Free」のことを説明しておいた方がいいです。
説明しても「通知不可能」と出てしまうと出てもらえない場合もありますが、「通知不可能」と表示されることは滅多にないため、相手の方から「今電話した?」と確認の折り返し電話をかけてきてくれるケースは多いです。
「LINE Out Free」は店舗や公共施設にちょっとした件で電話をしたい時には問題ありません。
※店舗や公共施設によっては更にお得に電話をかけることができる裏技があります。こちらは最後にご紹介いたします☆
普通に電話をした方が得な場合もある
かけ放題プランや家族プランに加入している場合や、ソフトバンクユーザー同士であれば電話をかける側が「ホワイトプラン」に加入している場合は、相手側の料金プランに関係なくソフトバンク携帯電話宛ての国内通話が深夜1時~21時の間は無料で通話することができるので、「LINE Out Free」を使わずに普通に電話をかけた方がお得です。
まとめ
LINE Out Freeは「LINE機能が使えない」携帯電話や固定電話に電話する際、非常に便利な機能です。
LINEの機能を上手く活用していけば電話料金の節約になりますので是非活用してくださいね★