フィギュアスケートのグランプリシリーズ3戦目/フィンランド大会。
2018年11月3日(日本時間)に行われた男子フィギュアスケート・ショートプログラムで日本の羽生結弦選手が首位発進の好スタートとなりました☆
フィンランド大会2018・男子ショートプログラム
羽生選手はショートプログラムでは美しい青と水色を基調とした衣装をまとい、全米選手権三連覇・ジョニー・ウィアー氏に憧れて選んだ曲「秋によせて」の曲に乗って滑走。
ジョニー・ウィアー氏は中性的な容姿と芸術性の高い演技が魅力の、アメリカ合衆国の元フィギュアスケート選手で、羽生結弦さんは彼の演技を「すごく美しい」と称賛しており、この曲でスケートを楽しみながら滑りたいと希望。
ショートプログラムでは冒頭「4回転サルコウ」を完璧に決め「トリプルアクセル」も成功。
そしてラストに大技「4回転トウループ+3回転トウループ」の連続技を披露!
得意のスピンはどれも美しく高い点数を獲得。ショートプログラムの点数は106.69点で首位発進となりました。
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羽生結弦SEASON PHOTOBOOK 2017-2018 Ice Jewels [ 田中宣明 ]
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羽生選手の試合後のコメント
ショートプログラム後のインタビュー(インタビュアーは松岡修造さん)では、「完璧ではないので自分の中では反省点があるショートだったなとは思っていますけれども、まずはとりあえず100点という自分の中での壁みたいなものは今回ある意味超えられたので、ちょっとはホッとしています。」
「今回、大会によっての点数のばらつきっていうのがまだ感じられるところがあるので、自分達もそのルールにしっかり適応しながらその色々なルールの中で良い演技・勝てる演技ができるようにってことは考えていました」
「サルコーに関しては自分の中でも納得できるジャンプだったと思いますし、フリーに向けてはまだまだ違うジャンプがあると思うので、しっかりまた調整して良い演技がしたいです」
「この曲自体(秋によせて)、自分がやりたいと思ってやったプログラムでもあったので、凄く自分自身も表現できたかなと。で、また今日は実はプルシェンコさんのお誕生日なので、そういう意味でもまた明日しっかり気を引き締めて頑張りたいと思っています」
「今回良い挑戦の仕方をしてきたと思いますし、現地に来てからもいい感じで調子が上がってきたと思います。しっかりと自分のことを見つめ直して、地に足をつけて氷に足をつけて頑張りたいと思います」とコメント。
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プルシェンコさんへ最高の誕生日プレゼント
ショートプログラムが行われた2018年11月3日は、羽生選手、ジョニーウィアー選手も尊敬するロシアの皇帝「エフゲニー・プルシェンコ氏」の誕生日ということもあって、羽生選手はショートプログラム後のインタビューにて、プルシェンコ氏への敬愛を表していました。
彼らしく冷静で知的なコメントをする中、プルシェンコさんの名前を出した時に羽生選手が嬉しそうに笑顔をこぼしたのがとても印象的でした☆
羽生結弦さんからプルシェンコさんへの最高の誕生日プレゼントとなりましたね( ^^) ☆